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妊娠中の頭痛について どんな薬をつかったらいい?|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

妊娠中の頭痛について どんな薬をつかったらいい?

頭痛で困っている患者さんはよく来ます。

妊婦さんはどこにかかったらいいのか?産婦人科?脳神経外科?内科?・・・・

特に決まっているわけではありませんが、経験と知識と自信があるドクターがいいのであって、もし

不明な場合はあらかじめ「妊娠していますけれど頭痛をみてもらえますか?」とお電話するといいかもしれません。

ちなみたけしファミリークリニックはお電話無用です。妊婦さんでも喜んで診察しますので。

さて妊娠中の頭痛についてアドバイス。

元々片頭痛がある方以外で、初めての頭痛、急な頭痛、今まで味わったことがない頭痛といった場合は、

要注意です。片頭痛でない可能性が高くなります。

具体的な病名ですとクモ膜下出血、妊娠高血圧症候群、脳静脈洞血栓、下垂体卒中といった重大な病気が

隠れている場合があります。ですので画像(MRI)などの検査が必要になるでしょう。

さて片頭痛で悩まされている場合、妊娠中に飲める薬を避けたい薬は?

安心な薬はアセトアミノフェンです。市販でも売っています。授乳中でも大丈夫です。ただ片頭痛には

なかなか効かない場合もありますが、最初にトライしていいお薬です。

次にスマトリプタン(商品名ではイミグラン)です。これは強力な血管収縮剤ですが、妊婦さんでも大丈夫。

授乳中でも大丈夫です。片頭痛の場合はアセトアミノフェンよりも効果があります。

有名なロキソニンは大丈夫?妊娠28週以降は動脈管を閉塞さえたりで胎児に影響があるので

使用は控えた方がいいです。それに類似したシップ薬も妊娠後期には使用しない方がいいでしょう。